和魂洋才の気持ちを忘れず過ごす京女のシアトル(ロス近郊から引越しました)生活日記

by mikis1128

南禅寺の裏にひっそりと・・・

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素敵なおうちがあるのです。ここは母の学生時代からの友人の1人、Kさんのご自宅。ご本人は染色アーティストで、だんなさんは建築家、しかもK大の教授でもいらっしゃって、ご自分達で設計されたとてもセンス溢れるおうち。
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建築系雑誌にも「梅壷の家」として紹介されている。以前母がここを訪ねた時に、あまりに素敵なおうちなので「こんなおうちを見られたら、きっと娘が喜ぶなあ」と言ってくれたお陰で「じゃあ娘さんとまた是非いらして」と招待してもらえたのだ。帰国ぎりぎりにスケジュールが合って、私達母娘3人と母の親友Yさんも「お茶」(=茶道)の帰りに着物姿で参加されて、女5人で「お茶」(=Coffee&Cake)をすることができた。
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このおうち、「梅壷の家」と呼ばれるその由来ともなっているのが、中庭にある大きな梅の木。まだ寒くて花が咲いていなかったのが残念だけど、この梅の木がリビングからも、寝室からも、2階からも見渡せるようになっている。
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まずはリビングを案内していただく。だんなさんが李朝時代の住居なんかも詳しいらしくて、そういう関係の本や李朝時代の古い棚・壷などがKさんの(やはり京都の)ご実家からご結婚された時に持ってこられたお宝家具なんかが、彼女の素敵な作品と一緒にぽんぽんと配置されているんだけど、ホントどれもなんて素敵なセンスなんだろう。
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そして寝室として使われている和室。ここ、畳がボタンを押すと開くようになっていて、その中にお布団がしまえるようになっている!という優れもの。いつか家を買ったら畳の部屋も欲しいね、とよくだんなと言っているけど、このお部屋は大変参考になった。
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1階を見学したところで、ティー・タイムに。もちろん食器までこだわりがあるものばかりで、おいしさも倍増。
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かなりおしゃべりも楽しんだところで、2階も案内して頂く。2階は吹き抜けにもなっているので、それほど広くない敷地なんだけどオープンワイド!ここでもまた何気なく置かれたすべてのものが美しい。
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Kさんのアトリエ、そして客間を見てから逆側にまわると、まだ整理されていないというだんなさんのジャズコレクションのLPがこれでもかというほど並べられたオーディオ・ルーム(未完)が!ちなみにこの日のBGMはグレン・グールドでした。すごい、かなり理想の家だわ!しかし実はここ、何を隠そう裏はお墓なのです!それさえ除けば歩いてすぐ哲学の道にも行けちゃうし、最高のロケーションなんだけど、この理由のせいであまり人気がない場所だったとか。それをさすがアーティスト!特に気になされずに購入し、こうやって素晴らしい空間を作られたわけです。土地の狭い日本で、こんなに素敵な空間が作れるのだなあ、というテレビの「お宅訪問」の世界を堪能しました。いやあ、脱帽。
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by mikis1128 | 2006-02-28 00:00 | 1.Life