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和魂洋才の気持ちを忘れず過ごす京女のシアトル(ロス近郊から引越しました)生活日記

by mikis1128

日本人女性であるために

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帰国後会った友達がみんなあまりにもかわいい!30過ぎのおばさんにかわいい!というのもなんだけど、アメリカにいて忘れていた「日本の女の子」のおしゃれさと華奢な体に見とれてしまう。(やばっ!!でもホント)それから他に目に留まったのがいかにも日本人っぽいヘアスタイル。そこで私も「今日は髪を切りに行く!!」と宣言、母もいつも私のオーソドックスな髪型をいつも非難する人なので、「行け行け!!」とカット代まで出してくれた(笑)。最近日本でいきつけのお店なんかもちろんないので、母と祖母がいつも行っている家から近いヘアサロンで髪を切って、しかもへナ・カラーで髪も黒くしてしまった。なんとなく帰国前に見たSAYURI(Memoirs of Geisha)のチャン・ツイイーの美しさを思い出し、「やっぱ黒髪がいいっしょ」と思ったのだ。しかし出来上がりは・・・・「あっれ~?」
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なんかますますおばさんになった気が~?!髪を切ってくれたチーフは上手だったんだけど、その後にセットをしたにーちゃんのセンスが悪かったせいで、鏡を見たときの絶望感はすごかった。なんとか愛想笑いをして(こういう時あまり文句の言えないタイプ・・・)お店を後にしたものの、家に着いてからは鏡を見ては涙目でため息。母は「大丈夫やで~、きっと見慣れてないだけやって~」となぐさめてくれるが、この日は一日暗~くなってしまった私であった。ただしその後1週間ほど自分でスタイリングしていくうちに、見慣れてきたこと、そして自分に似合うようにセットできること、意外とみんなから好評だったこと、で結構満足できたのでまあ良かったとしよう。しかし「かわいい日本人」とはほど遠い私であった・・・。
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それでも日本人女性としてファッションへのこだわりは持ち続けたい。ここに載せた写真はすべて私の自慢の母のお手製和柄アロハの最新作。もともと数年前から着物の美しさに気づいた私が、着物を着たくてもなかなか着られないので母に着物をリメイクして服を作って欲しい、とリクエストしたのがきっかけで、母は着物・襦袢・風呂敷などをリメイクし、アロハやキャミソールからスカーフ、バッグ、アクセサリーとたくさんの作品を作り上げてくれた。で、最近では家にあった着物でリメイクしていいようなものも減ってきたので、カッコいい和柄の綿素材を買ってきて作ってくれたりもしていた。今回菊・手毬・鶴・金魚のデザインの4作をもらって帰ってワードローブを調べてみると、なんと和柄Tシャツは10枚にもなっていた!うち3枚はシルクで大のお気に入り♪だけど、なにげに洗濯できる綿素材の方が気軽に着れるので、重宝するのである。
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アメリカにいることもあって、こういう和柄が自己主張のツールにもなるし、重ね着したり高い服を着ているわけでもないのになんとなくお洒落な感じを与えることもあって、一石二鳥。ロスは春~秋まで半袖が着れるので、和柄アロハ&ジーンズは私の定番スタイルとなりつつある。ロスに帰った今、この新しいアロハが着れる日が来るのが待ち遠しい!お母さま、いつもいつもありがとう♪私もいつかこんな風にいろいろ服が作れるようになりたいけど、過去の実績(家庭科の授業で作ったスカートは悪夢)から言ってもなんか裁縫センスなさそうなんだよな。
by mikis1128 | 2006-02-10 00:00 | 1.Life